温水洗濯の設定温度は15〜60℃。24機種のうち温水ありは14機種
洗濯機24機種の「温水コースと設定温度」くらべ
- 24機種のうち温水で洗える機能があったのは14機種。ドラム式は16機種中10機種、縦型は8機種中4機種だった
- 温度の数字を公式が示していたのは14機種中11機種。示していなかった3機種はすべて縦型で、日立は時間(温水180分・温水90分)、東芝は「温か洗いコース」とだけ書いていた
- 段数は東芝 TW-127XP5の5つ(約60/50/40/30/15℃)が最多。シャープ ES-12X1は約35℃前後の1つだけで、上限がいちばん低かった
この記事で比べた商品
東芝 TW-127XP5
約60/50/40/30/15℃の5段で今回いちばん多い。ただし標準コースで30℃は選べない
¥197,000 楽天・2026年9月6日確認
- 約60/50/40/30/15℃の5段は、今回の24機種で最も多い
- 50℃を用意していたのは今回の範囲では東芝だけで、「牛脂などの食油が溶け出す」温度として説明されている
- 標準コースで選べるのは60・50・40・15℃で、30℃は選べない
パナソニック NA-LX129E
「約60 ℃おまかせ(除菌)」を持つドラム式。ただし60℃は容量2kgまで
¥318,707 楽天・2026年9月6日確認
- 温水スゴ落ち泡洗浄で約60/40/30/15℃の4段が選べる
- 「約60 ℃おまかせ(除菌)」があり、同社の縦型NA-FA12V6にはない上限を持つ
- 60℃は容量2kgまでという条件がつく
シャープ ES-12X1
コースを選ぶだけで温度設定に迷わない。ただし上限は約35℃前後で今回いちばん低い
¥384,382 楽天・2026年9月6日確認
- 温水極め洗いコースを選ぶかどうかだけで、何℃にするかを決めなくていい
- 消費電力(洗濯)は温水時600W・標準時320W。温風を槽内に吹き付けて温める作りのため小さい
- 上限は約35℃前後の1つだけで、今回の14機種でいちばん低い
パナソニック NA-FA12V6
縦型で唯一、公式が温度を数字で示していた。ただし上は約40℃まで
¥169,290 楽天・2026年9月6日確認
- 今回の縦型8機種で唯一、公式が温度を数字で示していた(約40/30/15℃)
- コース別の容量・運転時間・電気代の表を公開している、今回唯一の機種(約73〜228分・約22〜75円)
- 上は約40℃までで、60℃はない。同社のドラム式NA-LX129Eとは上限が違う
洗濯機のカタログに「温水」の二文字が増えました。洗剤を溶かす水を温めて、酵素のはたらきを引き出すという説明です。ただ、何℃に設定できるのかは、機種によってずいぶん違います。
そこで、日立・パナソニック・東芝・シャープ・アクアの5社24機種について、メーカー公式の仕様ページと特長ページを1つずつ開き、温水のコースがあるか、あるなら何℃と書いてあるかを書き写しました(2026年8月12日確認)。ドラム式16機種、縦型8機種です。
あらいまる「同じ『温水』でも、60℃まで上がる機種と、35℃どまりの機種と、温度がどこにも書いていない機種がありました」
先に結論——温度の数字が出ないのは、全部縦型だった
- 24機種のうち、温水で洗う機能があったのは14機種。ドラム式は16機種中10機種、縦型は8機種中4機種でした
- 温水がある14機種のうち、公式が温度を数字で示していたのは11機種。示していなかった3機種は、日立 BW-DX100M・BW-DV80Mと東芝 AW-12VP4で、いずれも縦型です
- 上限60℃を確認できたのは9機種で、すべてドラム式。縦型で温度を示す唯一のパナソニック NA-FA12V6も、上は約40℃までです
- 段数がいちばん多いのは東芝 TW-127XP5の5つ(約60/50/40/30/15℃)。50℃を用意していたのは、今回の範囲では東芝だけでした
東芝 TW-127XP5|約60/50/40/30/15℃の5段で今回いちばん多い。ただし標準コースで30℃は選べない
- 約60/50/40/30/15℃の5段は、今回の24機種で最も多い
- 50℃を用意していたのは今回の範囲では東芝だけで、「牛脂などの食油が溶け出す」温度として説明されている
- 仕様に電動機135Wと湯沸かし用電熱装置1000Wを分けて書いていて、お湯を作る部品の大きさが読み取れる
- 標準コースで選べるのは60・50・40・15℃で、30℃は選べない
- 約60℃除菌には「白物の衣類だけを洗濯してください」という条件がつく
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パナソニック NA-LX129E|「約60 ℃おまかせ(除菌)」を持つドラム式。ただし60℃は容量2kgまで
- 温水スゴ落ち泡洗浄で約60/40/30/15℃の4段が選べる
- 「約60 ℃おまかせ(除菌)」があり、同社の縦型NA-FA12V6にはない上限を持つ
- 60℃は容量2kgまでという条件がつく
- 公式の表記は「消費電力の最大値」1190W(温水時)で、東芝のような湯沸かし装置単体の数字ではない
- コース別の時間・電気代の表は数字が画像の中にあり、今回は文字として読み取れていない
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シャープ ES-12X1|コースを選ぶだけで温度設定に迷わない。ただし上限は約35℃前後で今回いちばん低い
- 温水極め洗いコースを選ぶかどうかだけで、何℃にするかを決めなくていい
- 消費電力(洗濯)は温水時600W・標準時320W。温風を槽内に吹き付けて温める作りのため小さい
- 上限は約35℃前後の1つだけで、今回の14機種でいちばん低い
- 温度を選ぶ仕組みではないので、60℃の除菌のような使い方をしたい人には不向き
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パナソニック NA-FA12V6|縦型で唯一、公式が温度を数字で示していた。ただし上は約40℃まで
- 今回の縦型8機種で唯一、公式が温度を数字で示していた(約40/30/15℃)
- コース別の容量・運転時間・電気代の表を公開している、今回唯一の機種(約73〜228分・約22〜75円)
- 上は約40℃までで、60℃はない。同社のドラム式NA-LX129Eとは上限が違う
- 約40℃おまかせは約170分・約57円。標準(おまかせ)の36分・約2.2円とは桁が変わる
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ドラム式16機種——温水と設定温度
「ー」は、そのページに温水のコースが見当たらなかったものです。
| 機種 | 洗濯容量 | 温水の機能名 | 公式が示す設定温度 |
|---|---|---|---|
| 東芝 TW-127XP5 | 12kg | 温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX | 約60/50/40/30/15℃(5つ) |
| 東芝 TW-84GS5 | 8kg | 温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W | 約60/40/30/15℃(4つ) |
| 東芝 TW-127XM5 | 12kg | ー | ー |
| パナソニック NA-LX129E | 12kg | 温水スゴ落ち泡洗浄 | 約60/40/30/15℃(4つ) |
| パナソニック NA-LX127E | 12kg | 温水スゴ落ち泡洗浄 | 約60/40/30/15℃(4つ) |
| パナソニック NA-LX125E | 12kg | ー | ー |
| パナソニック NA-SD10HB | 10kg | 温水スゴ落ち泡洗浄 | 約60/40/30/15℃(4つ) |
| パナソニック NA-SD10UB | 10kg | ー | ー |
| 日立 BD-STX130P | 13kg | 温水高濃度洗浄 | 60/40/30/15℃(設定は6つ) |
| 日立 BD-SX130P | 13kg | 温水高濃度洗浄 | 60/40/30/15℃(設定は6つ) |
| 日立 BD-SVX120P | 12kg | ー | ー |
| 日立 BD-CX100P | 10kg | ー | ー |
| シャープ ES-12X1 | 12kg | 温水極め洗いコース | 約35℃前後(1つ) |
| シャープ ES-12P1 | 12kg | ー | ー |
| アクア AQW-DXS12A | 12kg | お湯洗いモード | 20/30/40/60℃(シリーズのページの注記) |
| アクア AQW-D8A | 8kg | お湯洗いモード | 20/30/40/60℃(シリーズのページの注記) |
ドラム式16機種のうち、温水があったのは10機種でした。
日立のBD-STX130Pの仕様ページには「温水」という行があり、そこに「60℃ 2kg/40℃つけおき 2kg/40℃消臭 2kg/40℃ 6kg/30℃ 13kg/15℃温め自動 13kg」と並んでいます。温度は4種類ですが、同じ40℃でも「つけおき」「消臭」「そのまま」の3つに分かれているので、選ぶ場面では6つです。
東芝はTW-127XP5の特長ページに「温水設定できるコース」という一覧表を置いていて、標準コースで60℃・50℃・40℃・15℃が選べる(30℃は選べない)ところまで書かれています。50℃は「牛脂などの食油が溶け出す」温度として説明されていました。
シャープのES-12X1だけは、上限がぐっと低くなります。「温風を槽内に吹き付け、衣類と水の温度を35℃前後にする」という説明で、温度を選ぶ仕組みではなく、温水極め洗いコースを選ぶかどうかだけです。
縦型8機種——温水はあるのに、温度が書いていない
| 機種 | 洗濯容量 | 温水の機能名 | 公式が示す設定温度 |
|---|---|---|---|
| パナソニック NA-FA12V6 | 12kg | 温水スゴ落ち泡洗浄 | 約40/30/15℃(3つ) |
| パナソニック NA-FA10K6 | 10kg | ー | ー |
| 日立 BW-DX100M | 10kg | 温水ナイアガラ ビート洗浄 | 温度の数字なし(温水180分/温水90分/温め自動) |
| 日立 BW-DV80M | 8kg | 温水ナイアガラ ビート洗浄 | 温度の数字なし(温水180分/温水90分/温め自動) |
| 日立 BW-X120P | 12kg | ー(つけおき高濃度洗浄) | ー |
| 東芝 AW-12VP4 | 12kg | 温か抗菌ウルトラファインバブル洗浄W | 温度の数字なし |
| 東芝 AW-12DPB6 | 12kg | ー | ー |
| アクア AQW-VP14B | 14kg | ー | ー |
縦型で温水があったのは4機種。そのうち3機種は、公式ページのどこにも温度の数字が出てきませんでした。
日立のBW-DX100Mは、仕様ページの「温水」の行が「温水180分 2kg/温水90分 5kg/温め自動」です。温度ではなく、温める時間で書かれています。
東芝のAW-12VP4は、機能の名前が「温水」ではなく「温か抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」でした。説明は「衣類とウルトラファインバブルの洗剤液を、温風で温めることで、さらに洗剤の効果を高め」で、コース名も「温か洗いコース」。温度の数字は載っていません。
温度を数字で示している縦型は、今回はパナソニックのNA-FA12V6だけでした。コース一覧に「おまかせ(約15℃)」「おまかせ(約40℃)(6kg)」「おしゃれ着(約30℃)(2kg)」「つけおき(約40℃)(2kg)」と書かれています。60℃はありません。ドラム式のNA-LX129Eには「約60 ℃おまかせ(除菌)」があるので、同じメーカーの中でも上限が違います。
日立の縦型 BW-X120Pには「つけおき高濃度洗浄」という似た名前の機能がありますが、仕様ページの「温水」の行は「ー」でした。名前が近いだけで、温水の機能ではありません。
上限は35℃から60℃まで。倍近い開きがある
温水がある14機種を、公式が示す上限の温度で並べ直すとこうなります。
| 上限の温度 | 機種数 | 機種 |
|---|---|---|
| 60℃ | 9機種 | 東芝 TW-127XP5・TW-84GS5、パナソニック NA-LX129E・NA-LX127E・NA-SD10HB、日立 BD-STX130P・BD-SX130P、アクア AQW-DXS12A・AQW-D8A |
| 約40℃ | 1機種 | パナソニック NA-FA12V6 |
| 約35℃前後 | 1機種 | シャープ ES-12X1 |
| 数字の記載なし | 3機種 | 日立 BW-DX100M・BW-DV80M、東芝 AW-12VP4 |
60℃の9機種はすべてドラム式です。各社とも60℃は白物衣類の除菌に使う設定として説明していて、色柄ものには使わないように、という注意書きが付いています。東芝は「約60℃除菌では白物の衣類だけを洗濯してください」、パナソニックは容量2kgまでという条件を出していました。
いちばん下のシャープ ES-12X1の約35℃前後と、いちばん上の60℃。同じ「温水」という言葉でも、この2つは別の使い方の道具だと考えたほうが、注文画面で迷いません。
温水にすると、時間と電気代はどれだけ増えるか
温水コースの所要時間と電気代を、コースごとに数字で出しているメーカーはひとつだけでした。パナソニックの縦型FAシリーズの特長ページに、NA-FA12V6用の「コース別 容量・運転時間・電気代の目安」という表があります。
| コース | 容量の上限 | 運転時間 | 1回あたりの電気代(洗濯〜脱水) |
|---|---|---|---|
| 約40℃においスッキリ(アプリ専用) | 2kg | 約228分 | 約75円 |
| 約40℃毛布 | 3kg | 約218分 | 約67円 |
| 約40℃つけおき | 2kg | 約200分 | 約43円 |
| 約40℃おまかせ | 6kg | 約170分 | 約57円 |
| 約30℃おしゃれ着 | 2kg | 約73分 | 約22円 |
| 約15℃おまかせ/わが家流 | 12kg | 約140分 | 約40円 |
いちばん安い約22円と、いちばん高い約75円。3.4倍の開きです(75÷22を編集部が計算しました)。電気料金は31円/kWhで計算した、とパナソニックが注記しています。
同じ機種の標準(おまかせ)コースは、仕様ページで36分・70Whです。同じ31円/kWhで換算すると約2.2円になります。約40℃おまかせコースの約170分・約57円と比べると、時間は約4.7倍、電気代は20倍を超えます。ただし標準は定格12kgでの数字、約40℃おまかせは6kgでの数字なので、洗う量が違います。単純な引き算にはなりません。
あらいまる「温水は毎回のコースではなく、黄ばみやニオイが気になったときに出す道具、という数字の並びでした」
お湯を作る部品の出力も、公表されている社としていない社がある
温水がどう作られているかは、仕様表の「消費電力」の欄に出ていることがあります。
| 機種 | 公式の表記 | 数字 |
|---|---|---|
| 東芝 TW-127XP5 | 湯沸かし用電熱装置 | 1000W |
| 東芝 TW-84GS5 | 湯沸かし用電熱装置 | 1000W |
| アクア AQW-D8A | 湯沸かし用電熱装置 | 780W |
| アクア AQW-DXS12A | 湯沸かし用電熱装置 | 640W |
| パナソニック NA-LX129E | 消費電力の最大値 | 1190W(温水時) |
| シャープ ES-12X1 | 消費電力(洗濯) | 600W(温水時)/320W(標準時) |
東芝は電動機135Wと湯沸かし用電熱装置1000Wを分けて書いていて、洗濯機の中でお湯を作る部品がどれくらいの大きさかが読み取れます。シャープが600Wと小さいのは、水そのものを電熱で温めるのではなく、温風を槽内に吹き付けて衣類と水を温める作りだからです(同社の説明による)。上限が35℃前後にとどまるのも、この違いと並びます。
日立は、仕様ページの消費電力が「洗濯 180W/乾燥 1,240W」の2つだけで、温水のときの数字は載っていませんでした。
この記事が向かない人
温水で洗うとどれだけ汚れが落ちるかを比べたい人には向きません。各社とも自社の試験結果を載せていますが、試験布も洗剤の量も条件が社ごとに違い、横に並べて比べられる形にはなっていませんでした。この記事で扱ったのは、公式ページに出ている温度・時間・電力の数字だけです。
除菌の効果を数字で比べたい人にも向きません。60℃の除菌については各社が試験機関名と「菌の減少率99%以上」を出していますが、対象も方法も社ごとに違います。健康や病気への効果を示すものではありません。
自分の家で何℃のお湯になるかを知りたい人にも向きません。各社とも、水温・室温・水圧・衣類の量で変わると注記しています。
まとめ
- 5社24機種のうち、温水で洗う機能があったのは14機種。ドラム式16機種中10機種、縦型8機種中4機種でした
- 温度の数字を公式が示していたのは14機種中11機種。示していなかった3機種(日立 BW-DX100M・BW-DV80M、東芝 AW-12VP4)はすべて縦型で、日立は時間、東芝は「温か洗い」という言葉で書いていました
- 上限60℃を確認できた9機種はすべてドラム式。縦型で温度を示す唯一のNA-FA12V6も約40℃までです
- 段数は東芝 TW-127XP5の5つ(約60/50/40/30/15℃)が最多。50℃があったのは今回の範囲では東芝だけでした
- 温水コースの時間と電気代を公表していたのはパナソニックの縦型だけで、約73〜228分・約22〜75円。標準の36分・70Whとは桁が変わります
商品リンクはAmazon・楽天市場です。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は、ボタンに書いた確認日時点の楽天市場の表示で、変わることがあります。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。
温度・時間・電力の数字は、いずれもメーカーの公表値をそのまま転記した目安です。編集部が実機で測ったものではありません。実際の温度や時間は、水温・室温・水圧・衣類の量・設置条件で変わると各社が注記しています。
調査・編集:洗濯図鑑編集部。あらいまるは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。
この記事の調べ方と、分からないこと
2026年8月12日に、日立・パナソニック・東芝・シャープ・アクアの公式ページを1つずつ開き、24機種(ドラム式16・縦型8)について、温水のコースの有無・設定温度・コース名・運転時間・消費電力を書き写しました。機種は各社の現行ラインアップの一覧ページから、温水がある機種とない機種の両方が入るように、また容量が偏らないように選んでいます。実機で温度を測ったものでも、メーカーに問い合わせたものでもありません。
日立の仕様ページは表がスクリプトで読み込まれる作りだったため、同じページが読み込んでいる公式の仕様データ(kadenfan.hitachi.co.jp/wash/common/json/)から値を取りました。画面に表示される仕様表と同じ出どころです。パナソニックとシャープは仕様ページのコース一覧、東芝は特長ページの「温水設定できるコース」の表、アクアは製品ページとまっ直ぐドラムシリーズのページの注記を見ています。
編集部が計算した数字は3つです。第一に、24機種のうち温水ありが14機種というのは、上の2つの表を数えたものです。第二に、パナソニック NA-FA12V6の温水コースの電気代の幅3.4倍は、公式表の約75円を約22円で割ったものです。第三に、標準36分に対して約40℃おまかせが約170分という4.7倍は、170を36で割りました。標準コースの70Whを約2.2円としたのは、パナソニックが同じページで使っている31円/kWhで換算した値(70÷1000×31)です。いずれもメーカーが公表している数字ではありません。
分からなかったことも書いておきます。第一に、アクアの2機種は、製品ページに温度の数字がありません。20/30/40/60℃という数字は、まっ直ぐドラムシリーズのページの注記(「標準コース60℃設定時、水温20℃から60℃に上げる場合」など)から拾いました。機種ごとに何段選べるかを一覧にしたページは、今回は見つけられませんでした。
第二に、温度の記載がなかった3機種(日立 BW-DX100M・BW-DV80M、東芝 AW-12VP4)について、「温度が公表されていない」だけであって、温まらないという意味ではありません。日立は時間で、東芝は「温か」という言葉で書いています。
第三に、温水コースの運転時間と電気代を公表していたのはパナソニックの縦型FAシリーズだけでした。同社のドラム式LXシリーズにも同じ形の表がありますが、数字が画像の中にあり、今回は文字として読み取れていません。他の4社では、コースごとの時間・電力の一覧を見つけられませんでした。
第四に、日立は温水のときの消費電力を仕様ページに載せていません。上の表で日立の行がないのはそのためです。
第五に、日立は同じ13kgのドラム式でも、BD-STX130Mでは「温水ナイアガラ洗浄」、BD-STX130Pでは「温水高濃度洗浄」と、機能の呼び名が変わっています。温水の行に並ぶ温度(60/40/30/15℃)は同じでした。名前が変わった理由は、公式ページには書かれていません。
第六に、価格による傾向は今回は出せませんでした。日立・東芝・シャープ・アクアの製品ページは本体価格が「オープン価格」で、パナソニックの仕様ページには価格の欄がなく、公式の値段で並べ替えられないためです。かわりにシリーズ内の位置を見ると、今回開いた日立のドラム式4機種では上位2機種、パナソニックのLXシリーズ3機種でも上位2機種にだけ温水があり、いっぽうアクアは薄型8kgのAQW-D8Aにも載せていました。
