本サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。
洗濯図鑑
洗濯機の「搬入・乾燥・手間」まで数える比較図鑑

12kg洗える洗濯機でも一度に乾かせるのは6kg。38機種の公式値

あらいまるのアイコン書き手: あらいまる(アライグマ) 初版: 2026年8月12日 / 最終更新: 2026年9月6日

図鑑 No.015

洗濯乾燥機38機種の「洗える量と乾かせる量」くらべ

  • 乾燥容量は洗濯容量の50.0〜58.3%。今回見た38機種すべてで、一度に乾かせる量は洗える量の6割に届きませんでした
  • 洗濯12kgの13機種のうち10機種は乾燥6kg、残る東芝の3機種が乾燥7kg。12kg洗って12kg乾かせる機種は今回ありませんでした
  • ドラム式の平均52.2%に対し縦型は53.7%。方式で比率が変わるという結果にはなりませんでした
乾燥まで毎日まわす前提で洗濯機を選ぶ人カタログの大きいkgだけ見て容量を決めそうな人いま使っている機種で乾燥が生乾きになる理由を知りたい人洗ってから干す使い方が中心の人(乾燥容量は選ぶ理由になりません)。衣類の点数で「何人ぶん入るか」を知りたい人(各社ともkg以外の目安を公表していませんでした)

この記事で比べた商品

東芝 TW-127XP5の商品画像

東芝 TW-127XP5

12kg機で乾燥7kgは、東芝の3機種だけ

¥197,000 楽天・2026年9月6日確認

  • 洗濯12kgに対して乾燥7kg。58.3%で、今回の38機種の中でいちばん比率が高い
  • 同じ12kgのライバル10機種は乾燥6kg。1kgぶん多く一度に通せる
  • それでも12kg洗ったうち5kgは乾燥へ入らない。差が消えるわけではない
くわしく見る ↓
日立 BD-SX130Pの商品画像

日立 BD-SX130P

洗濯は13kgで最大、乾燥は7kgで頭打ち

¥377,999 楽天・2026年9月6日確認

  • 洗濯13kgは今回の洗濯乾燥機38機種で最大。洗うだけの日はいちばん多く入る
  • 乾燥7kgも今回の上限タイ。洗濯・乾燥のどちらも上限級
  • 13kg洗って乾燥に入るのは7kg。入りきらない6kgは、今回の38機種で最大の差(12/6kgの機種と並ぶ)
くわしく見る ↓
パナソニック NA-LX113ELの商品画像

パナソニック NA-LX113EL

乾燥6kgを、洗濯11kgで取りにいく形

¥207,807 楽天・2026年9月6日確認

  • 乾燥6kgは12kg機と同じ。洗濯側が11kgなので比率は54.5%に上がる
  • 乾燥まで毎日まわす家なら、12kg機に上げても一度に乾く量は同じ6kgのまま
  • 11kg洗っても5kgは乾燥に入らない。差そのものは12kg機と1kgしか変わらない
くわしく見る ↓
日立 BD-CG80Pの商品画像

日立 BD-CG80P

小さいほうが、比率は高くなる

¥199,680 楽天・2026年9月6日確認

  • 洗濯8kg・乾燥4.5kgで56.3%。同じ8kgのシャープES-8XS1・東芝TW-84GS5・アクアAQW-SD8A(いずれも乾燥4kg・50.0%)より比率が高い
  • 入りきらない差は3.5kgで、13kg機の6kgより小さい
  • 比率が高いのは、洗濯側が8kgと小さいから。一度に乾かせる絶対量は4.5kgで、12kg機の6kgより少ない
くわしく見る ↓
東芝 AW-8VH4の商品画像

東芝 AW-8VH4

縦型でも、比率はドラム式と同じ帯だった

¥115,450 楽天・2026年9月6日確認

  • 洗濯8kg・乾燥4.5kgで56.3%。日立BD-CG80P(ドラム式)とまったく同じ比率
  • 今回の5機種の中では最安で、楽天の表示は104,862円だった
  • 縦型のヒーター乾燥は、乾燥1回の電気代がヒートポンプ式ドラムの4倍前後になる。容量比が同じでもコストは同じではない
くわしく見る ↓

洗濯機のカタログでいちばん大きく書いてある数字は、洗濯・脱水容量です。ところが同じ機種の仕様表には、もうひとつ小さいkgが並んでいます。洗濯〜乾燥容量、つまり一度に乾かせる量です。

大手5社の洗濯乾燥機38機種で両方を拾って割ると、乾かせる量は洗える量の50.0〜58.3%でした。38機種すべてが6割に届かず、20機種はちょうど半分です。

あらいまる「12kgの機種を買っても、乾燥まで一度に通せるのは6kgか7kgでした。残りは干すか、もう一度まわすことになります」

30秒で読み替えると

いまの使い方見るべき数字
ためた洗濯物を乾燥まで一度に通したい洗濯容量ではなく乾燥容量のkg
洗って外に干す日がほとんど洗濯容量だけで足りる
毎日、乾燥まで回す乾燥6kg以上(今回の範囲では洗濯11kg以上の機種)
12kg機なら12kg乾かせると思っていた今回の38機種に、そういう機種はありませんでした

ドラム式28機種

各社の公式仕様ページに載っている「洗濯・脱水容量」と「洗濯〜乾燥容量(乾燥容量)」をそのまま並べました。いちばん右は、洗った量のうち乾燥機に入りきらないkgです。

メーカー型番洗濯・脱水洗濯〜乾燥乾燥は洗濯の入りきらない差
日立BD-STX130P13kg7kg53.8%6kg
日立BD-SX130P13kg7kg53.8%6kg
東芝TW-127XP512kg7kg58.3%5kg
東芝TW-127XH512kg7kg58.3%5kg
東芝TW-127XM512kg7kg58.3%5kg
日立BD-SVX120P12kg6kg50.0%6kg
パナソニックNA-LX129EL12kg6kg50.0%6kg
パナソニックNA-LX127EL12kg6kg50.0%6kg
シャープES-12X112kg6kg50.0%6kg
シャープES-12P112kg6kg50.0%6kg
アクアAQW-DX12R12kg6kg50.0%6kg
アクアAQW-DX12P12kg6kg50.0%6kg
アクアAQW-DXS12A12kg6kg50.0%6kg
パナソニックNA-LX113EL11kg6kg54.5%5kg
シャープES-X11B11kg6kg54.5%5kg
シャープES-11K111kg6kg54.5%5kg
シャープES-W11411kg6kg54.5%5kg
日立BD-CX100P10kg5.5kg55.0%4.5kg
パナソニックNA-SD10UBL10kg5kg50.0%5kg
パナソニックNA-VG2900L10kg5kg50.0%5kg
アクアAQW-DM10R10kg5kg50.0%5kg
日立BD-CG80P8kg4.5kg56.3%3.5kg
シャープES-8XS18kg4kg50.0%4kg
東芝TW-84GS58kg4kg50.0%4kg
アクアAQW-SD8A8kg4kg50.0%4kg
パナソニックNA-VG780L7kg3.5kg50.0%3.5kg
シャープES-7S27kg3.5kg50.0%3.5kg
シャープES-S7K7kg3.5kg50.0%3.5kg

28機種の平均は52.2%。乾燥容量そのものの上限は7kgで、13kgのビッグドラム2機種と東芝の12kg機3機種が並びました。洗濯容量をどれだけ大きくしても、乾燥側は7kgで頭打ちになっています。

縦型10機種

乾燥機能つきの縦型も、書き方は同じです。

メーカー型番洗濯・脱水洗濯〜乾燥乾燥は洗濯の入りきらない差
パナソニックNA-FW12V112kg6kg50.0%6kg
東芝AW-12VP412kg6kg50.0%6kg
シャープES-PW11K11kg6kg54.5%5kg
シャープES-PT11L11kg6kg54.5%5kg
日立BW-DX100M10kg5.5kg55.0%4.5kg
東芝AW-10VP410kg5kg50.0%5kg
日立BW-DV80M8kg4.5kg56.3%3.5kg
シャープES-TX8L8kg4.5kg56.3%3.5kg
東芝AW-8VH48kg4.5kg56.3%3.5kg
シャープES-TX6K6.5kg3.5kg53.8%3kg

方式で変わると思っていたら、変わらなかった

ドラム式28機種の平均52.2%に対し、縦型10機種は53.7%でした。差は1.5ポイントで、幅もドラム式50.0〜58.3%、縦型50.0〜56.3%とほぼ重なります。

方式機種数比率の平均比率の幅
ドラム式28機種52.2%50.0〜58.3%
縦型(ヒーター乾燥)10機種53.7%50.0〜56.3%

乾燥にかかる電気代なら、前に計算したとおりドラム式と縦型で4倍以上ひらきます。ところが「一度に何kg乾かせるか」の比率では、その差が出ませんでした。ヒートポンプでもヒーターでも、洗える量の半分ちょっとまでしか乾燥に回さない、という設計が5社で揃っています。

比率の値そのものを見ても、38機種が6つの数字に固まっていました。

乾燥容量 ÷ 洗濯容量機種数
50.0%20機種
53.8%3機種
54.5%6機種
55.0%2機種
56.3%4機種
58.3%3機種

いちばん多いのはちょうど半分の50.0%で、38機種のうち20機種。残りも、洗濯容量が割り切れない機種(11kg、13kg、6.5kg)で端数が出ているだけです。

12kgの機種で乾かせるのは6kgか7kg

洗濯12kgの機種は今回13機種ありました。中身は2通りだけです。

乾燥容量機種
6kg日立BD-SVX120P、パナソニックNA-LX129EL・NA-LX127EL・NA-FW12V1、シャープES-12X1・ES-12P1、東芝AW-12VP4、アクアAQW-DX12R・AQW-DX12P・AQW-DXS12A(10機種)
7kg東芝TW-127XP5・TW-127XH5・TW-127XM5(3機種)

10機種は6kg、東芝のドラム式3機種だけが7kgでした。12kg洗ったあとに乾燥へ回せるのは、半分か、多くて7kg。残る5〜6kgは干すことになります。

洗濯容量ごとに並べても、同じ形でした。

洗濯容量機種数乾燥容量
13kg2機種7kg
12kg13機種6kgか7kg
11kg6機種6kg
10kg6機種5kgか5.5kg
8kg7機種4kgか4.5kg
7kg3機種3.5kg
6.5kg1機種3.5kg

洗濯容量を1段上げても、乾燥容量は0.5〜1kgしか増えません。13kgと12kgのように、洗濯容量が1kg違っても乾燥容量が同じ7kg、という組み合わせもあります。

「洗濯〜乾燥85分」は、乾燥容量ぶんの時間

この2つの容量が別物だという証拠は、同じ仕様表の他の行にも出ています。日立が公表している目安時間と標準使用水量を、容量と並べてみます。

機種洗濯洗濯〜乾燥
BD-SX130P13kgを35分・94L7kgを約93分・約65L
BD-SVX120P12kgを34分・88L6kgを約85分・約64L
BW-DX100M(縦型)10kgを30分・103L5.5kgを約195分・約126L

左と右で、入っている洗濯物の量が違います。BD-SX130Pの「洗濯〜乾燥 約93分」は13kgを洗って乾かす時間ではなく、7kgのときの数字です。

これは各社が勝手にそうしているのではなく、業界団体の説明にも書かれていました。日本電機工業会は標準使用水量の解説の注記で、「‘洗濯のみ’と‘洗濯から乾燥まで’の運転を行った場合の洗濯物の容量は異なります」と述べています。

日立の仕様ページの注記も同じ方向です。「各データは一般社団法人 日本電機工業会・自主基準『洗濯性能評価方法』『乾燥性能評価方法』によるものです」。洗濯の数字と乾燥の数字は、別の基準で、別の量を入れて測られています。

洗濯専用機の「乾燥容量」欄は、社によって書き方が違う

乾燥容量が公式に書かれていない機種があるか、も確かめました。今回見た洗濯乾燥機38機種は、5社とも乾燥容量をkgで公表していて、記載のない機種はありませんでした。

割れたのは、乾燥機能のない洗濯専用機のほうです。15機種を見ると、書き方が3通りに分かれました。

メーカー機種仕様表の乾燥容量欄
日立BW-X120P・BW-V100P・BW-G70P欄はあり、値は「ー」
パナソニックNA-FA12V6・NA-FA10K6「槽・風乾燥:化繊2kg」
パナソニックNA-F7B5乾燥容量の欄そのものがない
シャープES-SW11L・ES-GV10L・ES-GV7L欄は「洗濯・脱水容量」だけ
東芝AW-12DPB6・AW-10GM3・AW-7DH6「洗濯・脱水容量」だけ
アクアAQW-VP14B・AQW-V10B・AQW-VP8B「容量:洗濯・脱水◯kg」だけ

気をつけたいのはパナソニックの全自動洗濯機で、乾燥容量の行に2kgという数字が入っています。ただし中身は「槽・風乾燥:化繊2kg」で、化学繊維を2kgまで風で乾かす機能のことです。衣類乾燥機として2kg乾かせるという意味ではありません。仕様表の見出しだけを拾うと、乾燥容量2kgの機種に見えてしまいます。

一方で、洗濯・脱水容量そのものは何を測った値かがはっきりしています。日立の注記に「洗濯・脱水容量の表示はJIS規格による木綿布を何kg洗えるかによって算出されています」とありました。木綿の試験布を何kg入れられるかで決めた数字です。

なお、洗濯容量も乾燥容量も、法律で表示が義務づけられた項目ではありません。家庭用品品質表示法にもとづく電気機械器具品質表示規程で電気洗濯機に定められているのは、標準使用水量・外形寸法・使用上の注意・表示者名の4つだけでした。

機種別に見ていく

ここからは、比率の両端と真ん中にいる5機種です。価格は2026年8月12日に楽天市場で確認した表示で、変わることがあります。

東芝 TW-127XP5|12kg機で乾燥7kgは、東芝の3機種だけ

東芝 TW-127XP5の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 洗濯12kgに対して乾燥7kg。58.3%で、今回の38機種の中でいちばん比率が高い
  • 同じ12kgのライバル10機種は乾燥6kg。1kgぶん多く一度に通せる
  • 公式仕様に洗濯30分・80L/洗濯〜乾燥87分・61Lと、両方の条件が並べて書かれている
ここが気になる
  • それでも12kg洗ったうち5kgは乾燥へ入らない。差が消えるわけではない
  • 比率が高いのは同じ12/7kgのTW-127XH5・TW-127XM5も同じで、この3機種の仕様表の値は同一だった

洗濯容量を落とさずに乾燥容量を増やしたい人には、今回の範囲でここが上限でした。楽天での価格は192,157円(2026年8月12日確認)。

Amazonで探す楽天市場で見る ¥197,000(2026年9月6日確認)東芝公式で仕様を確認

日立 BD-SX130P|洗濯は13kgで最大、乾燥は7kgで頭打ち

日立 BD-SX130Pの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 洗濯13kgは今回の洗濯乾燥機38機種で最大。洗うだけの日はいちばん多く入る
  • 乾燥7kgも今回の上限タイ。洗濯・乾燥のどちらも上限級
  • 仕様表に洗濯35分・94L/洗濯〜乾燥約93分・約65Lと両方が載っている
ここが気になる
  • 13kg洗って乾燥に入るのは7kg。入りきらない6kgは、今回の38機種で最大の差(12/6kgの機種と並ぶ)
  • 比率でみると53.8%で、12kgの東芝機(58.3%)より低い。洗濯容量が増えたぶん差が開く
  • 今回見た楽天の最安は377,653円で、5機種の中でいちばん高い

洗う量と乾かす量を両方いちばん大きく取りたい人向けです。ただし「13kgを一度に乾かせる機種」ではありません。

Amazonで探す楽天市場で見る ¥377,999(2026年9月6日確認)日立公式で仕様を確認

パナソニック NA-LX113EL|乾燥6kgを、洗濯11kgで取りにいく形

パナソニック NA-LX113ELの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 乾燥6kgは12kg機と同じ。洗濯側が11kgなので比率は54.5%に上がる
  • 乾燥まで毎日まわす家なら、12kg機に上げても一度に乾く量は同じ6kgのまま
  • 同じ11/6kgの構成はシャープES-X11B・ES-11K1・ES-W114、縦型のES-PW11K・ES-PT11Lにもあり、選択肢が広い
ここが気になる
  • 11kg洗っても5kgは乾燥に入らない。差そのものは12kg機と1kgしか変わらない
  • 楽天の最安は設置エリア限定の出品で208,889円だった。条件は購入前に商品ページで確認を

洗濯容量の数字を追わずに、乾燥6kgだけ確保したい人向けの形です。

Amazonで探す楽天市場で見る ¥207,807(2026年9月6日確認)パナソニック公式で仕様を確認

日立 BD-CG80P|小さいほうが、比率は高くなる

日立 BD-CG80Pの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 洗濯8kg・乾燥4.5kgで56.3%。同じ8kgのシャープES-8XS1・東芝TW-84GS5・アクアAQW-SD8A(いずれも乾燥4kg・50.0%)より比率が高い
  • 入りきらない差は3.5kgで、13kg機の6kgより小さい
ここが気になる
  • 比率が高いのは、洗濯側が8kgと小さいから。一度に乾かせる絶対量は4.5kgで、12kg機の6kgより少ない
  • 洗濯〜乾燥の目安時間は約138分。標準使用水量も洗濯75Lに対し洗濯〜乾燥は約80Lで、乾燥まで回すと水が増える

比率の高さと、乾かせる量の多さは別の話です。一度に乾かす量が4kg台で足りる家向けでした。

Amazonで探す楽天市場で見る ¥199,680(2026年9月6日確認)日立公式で仕様を確認

東芝 AW-8VH4|縦型でも、比率はドラム式と同じ帯だった

東芝 AW-8VH4の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 洗濯8kg・乾燥4.5kgで56.3%。日立BD-CG80P(ドラム式)とまったく同じ比率
  • 今回の5機種の中では最安で、楽天の表示は104,862円だった
ここが気になる
  • 縦型のヒーター乾燥は、乾燥1回の電気代がヒートポンプ式ドラムの4倍前後になる。容量比が同じでもコストは同じではない
  • 一度に乾かせる量は4.5kg。今回の縦型10機種でこれより少ないのは、シャープES-TX6Kの3.5kgだけだった

容量の比率だけを見て縦型とドラム式を並べると、この機種のように差が出ません。判断材料をもうひとつ足すなら、電気代のほうです。

Amazonで探す楽天市場で見る ¥115,450(2026年9月6日確認)東芝公式で仕様を確認

結論

  • 今回確認した38機種で、乾燥容量は洗濯容量の50.0〜58.3%。6割に届いた機種はありませんでした
  • いちばん多いのはちょうど半分の50.0%で20機種。洗濯12kgの13機種のうち10機種は乾燥6kgでした
  • ドラム式の平均52.2%、縦型53.7%。この比率に関しては方式差がほとんどありません
  • 乾燥容量の上限は7kg。洗濯13kgの機種でも、そこは変わりませんでした

カタログの大きいkgは、洗って干す日の数字です。乾燥まで通す日の数字は、その半分ちょっとのほうを見ることになります。

この記事が向かないのは、洗ってから干す使い方が中心の人です。その使い方なら乾燥容量は選ぶ理由にならず、洗濯容量と設置寸法だけで決められます。あわせて、衣類の点数で「何人ぶん入るか」を知りたい人にも向きません。各社ともkg以外の目安を仕様ページに載せておらず、今回の調べ方では出せませんでした。

パナソニック NA-LX113EL(11kg/乾燥6kg)の商品画像(楽天市場)
パナソニック NA-LX113EL(11kg/乾燥6kg・54.5%)

Amazonで探す楽天市場で見る ¥207,807(2026年9月6日確認)

東芝 AW-8VH4(縦型・8kg/乾燥4.5kg)の商品画像(楽天市場)
東芝 AW-8VH4(縦型・8kg/乾燥4.5kg・56.3%)

Amazonで探す楽天市場で見る ¥115,450(2026年9月6日確認)

商品リンクはAmazon・楽天市場・メーカー公式ページです。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は2026年9月6日に確認した楽天市場の表示で、変わることがあります。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。

次に読む

調査・編集:洗濯図鑑編集部。あらいまるは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。

この記事の調べ方と、分からないこと

数字は2026年8月12日に、日立・パナソニック・シャープ・東芝・アクアの5社の公式製品ページから集めました。乾燥機能つきの洗濯乾燥機38機種(ドラム式28機種・縦型10機種)と、比較のために見た乾燥機能なしの洗濯専用機15機種の、合計53機種です。実機を買って測ったものではなく、各社が公表している洗濯・脱水容量と洗濯〜乾燥容量(乾燥容量)を写して割ったものです。

読み取り元は社ごとに違います。日立は仕様ページが読み込む仕様データ(/wash/common/json/)、パナソニックとシャープは各機種の仕様ページ、アクアは製品ページ、東芝は製品ページの容量表記です。東芝は仕様ページ側の表に容量の行がなく、製品ページに書かれている「洗濯・脱水容量/洗濯〜乾燥・乾燥容量」を使いました。掲載したURLはすべて開いて、値を直接確認しています。今回参照した68のURLのうち67が正常に開き、開けなかった1つはパナソニックのFAQサイト(機械アクセスが401で拒否される)で、この記事の数字には使っていません。

比率、平均、容量帯ごとの集計、機種数の内訳はPythonで計算し直して検算しています。比率は小数第2位を四捨五入した値です(4.5kg÷8kgは56.25%なので56.3%と表記)。

書いておきたい限界が4つあります。

ひとつ、今回は各社の現行ラインアップから容量帯が散らばるように選んでおり、売れている順の網羅ではありません。東芝のTW-127XP5・TW-127XH5・TW-127XM5は仕様表の容量が同一で、3機種として数えています。パナソニックの左開き・右開きや色違いは1機種として数えました。

ふたつ、乾燥容量が何を測った値なのかは、洗濯容量ほどはっきりしません。日立は「洗濯・脱水容量の表示はJIS規格による木綿布を何kg洗えるかによって算出されています」と書いていますが、乾燥容量については同じ形の説明が見つかりませんでした。日本電機工業会の自主基準「乾燥性能評価方法」によるもの、という注記までです。

みっつ、洗濯容量も乾燥容量も、家庭用品品質表示法にもとづく電気機械器具品質表示規程の表示事項には入っていません。同規程が電気洗濯機に定めているのは、標準使用水量(日本産業規格C9606・許容範囲+10%〜-20%)・外形寸法(±10mm以内)・使用上の注意・表示者名の4つです。

よっつ、「洗濯物が何点で何kgになるか」は、この記事では出していません。各社の仕様ページに衣類の重さの目安が見当たらず、点数への換算は計算ではなく想像になるためです。乾燥容量を超えて入れた場合に仕上がりがどうなるかも、日立の注記に「衣類や乾燥する量によって仕上がり具合が変わります」とある以上のことは公表されていませんでした。

主な出典
消費者庁 電気機械器具品質表示規程(十三 電気洗濯機)
日本電機工業会 家電エコ用語ナビ「標準使用水量」
日本電機工業会 家電エコ用語ナビ「消費電力量」
日立 BD-STX130P 仕様
日立 BD-SX130P 仕様
日立 BD-SVX120P 仕様
日立 BD-CX100P 仕様
日立 BD-CG80P 仕様
日立 BW-DX100M 仕様
日立 BW-DV80M 仕様
日立 BW-X120P 仕様(乾燥容量は「ー」)
日立 BW-V100P 仕様
日立 BW-G70P 仕様
パナソニック NA-LX129EL 仕様・詳細情報
パナソニック NA-LX127EL 仕様・詳細情報
パナソニック NA-LX113EL 仕様・詳細情報
パナソニック NA-SD10UBL 仕様・詳細情報
パナソニック NA-VG2900L 仕様・詳細情報
パナソニック NA-VG780L 仕様・詳細情報
パナソニック NA-FW12V1 仕様・詳細情報
パナソニック NA-FA12V6 仕様・詳細情報(槽・風乾燥:化繊2kg)
パナソニック NA-FA10K6 仕様・詳細情報
パナソニック NA-F7B5 仕様・詳細情報(乾燥容量の欄なし)
シャープ ES-X11B 仕様/寸法
シャープ ES-12X1 仕様/寸法
シャープ ES-12P1 仕様/寸法
シャープ ES-11K1 仕様/寸法
シャープ ES-W114 仕様/寸法
シャープ ES-8XS1 仕様/寸法
シャープ ES-7S2 仕様/寸法
シャープ ES-S7K 仕様/寸法
シャープ ES-PW11K 仕様/寸法
シャープ ES-PT11L 仕様/寸法
シャープ ES-TX8L 仕様/寸法
シャープ ES-TX6K 仕様/寸法
シャープ ES-SW11L 仕様/寸法
シャープ ES-GV10L 仕様/寸法
シャープ ES-GV7L 仕様/寸法
東芝 TW-127XP5 製品ページ
東芝 TW-127XP5 寸法・仕様
東芝 TW-127XH5 製品ページ
東芝 TW-127XM5 製品ページ
東芝 TW-84GS5 製品ページ
東芝 AW-12VP4 製品ページ
東芝 AW-10VP4 製品ページ
東芝 AW-8VH4 製品ページ
東芝 AW-12DPB6 製品ページ
東芝 AW-10GM3 製品ページ
東芝 AW-7DH6 製品ページ
東芝 洗濯機・洗濯乾燥機 ラインアップ
アクア AQW-DX12R 製品情報
アクア AQW-DX12P 製品情報
アクア AQW-DXS12A 製品情報
アクア AQW-DM10R 製品情報
アクア AQW-SD8A 製品情報
アクア AQW-VP14B 製品情報
アクア AQW-V10B 製品情報
アクア AQW-VP8B 製品情報
あらいまるのアイコン
この記事の書き手: あらいまる(アライグマ・時短・毎日の手間担当)
洗濯図鑑の「あらいまる」です。毎日の手間と時短の視点で、仕様書とレビューを数えて書きます。
※この記事は公式仕様書と購入者レビューの集約分析です。編集部が実際に使った体験談ではありません。書き手一覧と分析の方法論