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洗濯図鑑
洗濯機の「搬入・乾燥・手間」まで数える比較図鑑

ドラム式の掃除は毎回いる?5機種の公式では2機種が「週1回」だった

ふわりのアイコン書き手: ふわり(ヒツジ) 初版: 2026年8月7日 / 最終更新: 2026年9月6日

図鑑 No.014

ドラム式5機種の「お手入れの頻度」くらべ

  • 今回の5機種のうち、乾燥のたびに手を動かす場所があるのは3機種。パナソニックは乾燥フィルター、アクアは排水フィルター、東芝は乾燥後のレバー操作
  • 残る2機種は毎回の手作業がない。日立は乾燥フィルターそのものをなくして約2週間に1回、シャープは1週間ごと/表示が出たとき
  • 「お手入れ箇所が何か所か」はメーカー間で比べられない。数え方の粒度が公式ごとに違い、シャープ11か所・日立10か所・パナソニック3か所と並ぶ
ドラム式の乾燥を毎日使うか迷っている人掃除の手間で機種を選びたい人いまの機種の手入れ頻度を公式で確かめたい人掃除にかかる実時間(1回何分か)を知りたい人(各社とも頻度は書いていますが所要時間は公表していません)

この記事で比べた商品

日立 BD-STX130Mの商品画像

日立 BD-STX130M

乾燥フィルターそのものが無く、手入れは約2週間に1回。ただし掃除がゼロになるわけではない

¥241,810 楽天・2026年9月6日確認

  • 公式の特長ページに「乾燥フィルターをなくしました」とあり、手で触る場所が毎回2つから1つに減る
  • ほこりが集まる大容量糸くずフィルターの手入れは約2週間に1回
  • ためたほこりを捨てに行く日は来る。なくなるのは毎回の手間で、掃除そのものではない
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1週間ごと(乾燥フィルターの手入れ)

シャープ ES-X11B

乾燥後の掃除を機械側がやり、人の出番は1週間ごと。ただし糸くずフィルターは別に手が要る

価格は販売ページで確認

  • 取扱説明書に「乾燥後、メインフィルターを自動でお掃除します」とあり、毎回の手作業がない
  • 人が手を出す指示は1週間ごと、または「U04」表示が出たとき
  • 糸くずフィルターは1〜2週間ごとで、乾燥フィルターとは別に手が要る
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東芝 TW-127XP5の商品画像

東芝 TW-127XP5

水洗いは2週間に1回で済む。ただし乾燥運転後のレバー操作は毎回残る

¥197,000 楽天・2026年9月6日確認

  • 乾燥フィルターの水洗いは2週間(乾燥運転15回相当)に1回で、手順が公式FAQに分けて書かれている
  • 排水フィルターは毎回の手入れに対応した形状と公式が説明している
  • 乾燥運転後にレバーを押してゴミを出す掃除は毎回。この記事では「毎回あり」に数えている
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パナソニック NA-LX129Eの商品画像

パナソニック NA-LX129E

公式が挙げる手入れ場所は3か所と最少。ただし乾燥フィルターは「乾燥」「スチーム」のたびに

¥318,707 楽天・2026年9月6日確認

  • 公式お手入れページが挙げる場所は、乾燥フィルター・排水フィルター・自動投入タンクの3か所
  • 排水フィルターは週1回程度、自動投入のタンク・経路は3か月ごとと、頻度が数字で書かれている
  • 乾燥フィルターは「乾燥」「スチーム」のたびに手を動かす
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ドラム式洗濯乾燥機を使うと、フィルターにわた状のほこりがたまります。「乾燥のたびに掃除が要る」と言われる部分です。では、いまの機種は本当に毎回なのか。5社の主力ドラム式5機種について、メーカー公式が示している手入れの場所と頻度を集めました。

結果は割れました。乾燥のたびに手を動かす場所があるのは5機種中3機種。残る2機種は、公式の指示が「1週間ごと」「約2週間に1回」で、毎回の手作業がありません。

ふわり「毎回か週1回かは、機種によって決まっていました。乾燥を毎日使うつもりなら、この欄は値段の次に見る価値があります」

5機種の手入れ頻度

各社の公式ページ・公式FAQ・公式取扱説明書に書かれている頻度をそのまま並べました。

機種乾燥のほこりを取る場所排水側のフィルター
パナソニック NA-LX129E乾燥フィルター:「乾燥」「スチーム」のたびに排水フィルター:週1回程度
東芝 TW-127XP5乾燥フィルター:乾燥運転後にレバー操作+2週間(乾燥運転15回相当)に1回の水洗い排水フィルター:毎回の手入れに対応した形状と説明
アクア AQW-DXS12A乾燥フィルター:週1回程度/「FC」表示時排水フィルター:乾燥後毎回(洗濯だけの場合は週1回)/「UJ」表示時
シャープ ES-X11B乾燥フィルター(メイン/サブ):1週間ごとに/「U04」表示時糸くずフィルター:1〜2週間ごとに
日立 BD-STX130M乾燥フィルターなし(公式表記「乾燥フィルターをなくしました」)大容量糸くずフィルター:約2週間に1回

「毎回」という言葉が公式に出てくるのは、パナソニックの乾燥フィルター、アクアの排水フィルター(乾燥を使った日)、東芝の乾燥運転後のレバー操作の3つです。

シャープと日立は、公式の指示に毎回のものがありません。ただし理由は別々でした。

表の4機種を1台ずつ見る

日立 BD-STX130M|乾燥フィルターそのものが無く、手入れは約2週間に1回。ただし掃除がゼロになるわけではない

日立 BD-STX130M(乾燥フィルターなし・約2週間に1回)の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 公式の特長ページに「乾燥フィルターをなくしました」とあり、手で触る場所が毎回2つから1つに減る
  • ほこりが集まる大容量糸くずフィルターの手入れは約2週間に1回
  • 洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンの3つを自動でおそうじし、次の洗濯運転で洗い流す
ここが気になる
  • ためたほこりを捨てに行く日は来る。なくなるのは毎回の手間で、掃除そのものではない
  • 自動投入部・タンク取付部は2〜3か月に一度、排水ホース・排水口・排水トラップは月に一度と、別の場所に頻度が残る

Amazonで探す楽天市場で見る ¥241,810(2026年9月6日確認)

シャープ ES-X11B|乾燥後の掃除を機械側がやり、人の出番は1週間ごと。ただし糸くずフィルターは別に手が要る

1週間ごと(乾燥フィルターの手入れ)

ここがいい
  • 取扱説明書に「乾燥後、メインフィルターを自動でお掃除します」とあり、毎回の手作業がない
  • 人が手を出す指示は1週間ごと、または「U04」表示が出たとき
ここが気になる
  • 糸くずフィルターは1〜2週間ごとで、乾燥フィルターとは別に手が要る
  • 取扱説明書「お手入れする」の図に挙がる場所は11か所。ドアのガラス面や本体表面のように「汚れたら拭く」場所も含む数え方になっている

Amazonで探す

東芝 TW-127XP5|水洗いは2週間に1回で済む。ただし乾燥運転後のレバー操作は毎回残る

東芝 TW-127XP5(乾燥後のレバー操作+2週間に1回)の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 乾燥フィルターの水洗いは2週間(乾燥運転15回相当)に1回で、手順が公式FAQに分けて書かれている
  • 排水フィルターは毎回の手入れに対応した形状と公式が説明している
  • 槽洗浄コースは3〜4か月に1回(バブルdeメンテ搭載機)
ここが気になる
  • 乾燥運転後にレバーを押してゴミを出す掃除は毎回。この記事では「毎回あり」に数えている
  • 排水フィルターは「何日に1回」という数字が、今回の範囲では見つからなかった

Amazonで探す楽天市場で見る ¥197,000(2026年9月6日確認)

パナソニック NA-LX129E|公式が挙げる手入れ場所は3か所と最少。ただし乾燥フィルターは「乾燥」「スチーム」のたびに

パナソニック NA-LX129EL(乾燥のたびに乾燥フィルター)の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 公式お手入れページが挙げる場所は、乾燥フィルター・排水フィルター・自動投入タンクの3か所
  • 排水フィルターは週1回程度、自動投入のタンク・経路は3か月ごとと、頻度が数字で書かれている
ここが気になる
  • 乾燥フィルターは「乾燥」「スチーム」のたびに手を動かす
  • 3か所という数は「定期的に手入れが要る場所」の一覧で、シャープの11か所と横に並べて楽だとは読めない

Amazonで探す楽天市場で見る ¥318,707(2026年9月6日確認)

毎回がなくなった2機種は、やり方が違う

日立——場所そのものを1つ減らした

日立のビッグドラム BD-STX130Mは、公式の特長ページに「乾燥フィルターをなくしました」と書かれています。乾燥で出たほこりや糸くずは、洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンの3つの自動おそうじで次の洗濯運転のときに洗い流され、本体下部の大容量糸くずフィルター1か所に集まる仕組みです。

そのフィルターは「1か所に約2週間分まとめられる」とされ、手入れは約2週間に1回。手で触る場所を毎回2つから1つに減らし、その1つの頻度も下げた形です。

同じ日立でも、ひとつ下のBD-SV120Mでは大容量糸くずフィルターの手入れが約1か月に1回と案内されています(同じ「らくメンテ」の説明ページによる。ただしこの表記を確認できたのは前世代のBD-SV120Jのページで、BD-SV120Mのページは今回、機械では本文を読み取れませんでした)。

シャープ——毎回の掃除を機械側でやる

シャープのES-X11Bは乾燥フィルターがあります。ただし公式の取扱説明書には「乾燥後、メインフィルターを自動でお掃除します」とあり、フィルター内のブレードがほこりをかき取ってためていきます。人が手を出す指示は1週間ごと、または「U04」表示が出たときです。糸くずフィルターは1〜2週間ごとと書かれています。

東芝のTW-127XP5も似た仕組みですが、公式FAQでは乾燥運転後にレバーを押してゴミを出す掃除と、2週間(乾燥運転15回相当)に1回の水洗いの2段構えになっています。レバー操作のほうが毎回に当たるので、この記事では「毎回あり」に数えました。

ふわり「自動でやってくれる機種でも、ためたほこりを捨てに行く日は来ます。なくなるのは毎回の手間で、掃除そのものではありません」

「お手入れ箇所は何か所」は、比べられなかった

はじめは機種ごとの手入れ箇所の数を数えるつもりでした。ところが、数えられませんでした。各社が公式に挙げている場所の数を並べると、こうなります。

公式が挙げている場所
シャープ ES-X11B の取扱説明書「お手入れする」の図11か所
日立ビッグドラムのWebマニュアル「お手入れ」の目次10か所
パナソニックの公式お手入れページ3か所

パナソニックの3か所は乾燥フィルター・排水フィルター・自動投入タンクで、これは「定期的に手入れが要る場所」の一覧です。一方シャープの11か所には、ドアのガラス面・本体表面・ドラムのように「汚れたら拭く」場所も入っています。日立の10か所には水栓や排水トラップまで含まれます。

同じ「お手入れ箇所」という言葉でも、どこまでを数に入れるかが公式ごとに違う。この数字を横に並べて「A社は3か所、B社は11か所だから楽」と読むことはできません。そこでこの記事では、数ではなく頻度で比べています。

そのほか、公式が頻度を書いていた場所

乾燥・排水のフィルター以外にも、頻度が明記されていた場所があります。今回の範囲で拾えたものです。

場所公式の頻度機種
自動投入のタンク・経路3か月ごと(銘柄を変えたとき・1か月以上使わなかったとき)パナソニック NA-LX129E
自動投入部・タンク取付部2〜3か月に一度を目安日立ビッグドラム
糸くずフィルター1か月に1回程度日立ビッグドラム(前世代のWebマニュアル)
槽洗浄コース3〜4か月に1回日立 BD-STX130M、東芝 TW-127XP5(バブルdeメンテ搭載機)
排水ホース・排水口・排水トラップ月に一度を目安日立ビッグドラム

洗濯槽の掃除は、どちらの公式も3〜4か月に1回でした。市販のクリーナーと純正品の違いは別の記事で扱っています。

結論——乾燥を毎日使うなら、頻度の欄を先に見る

1. 乾燥のたびに手を動かす場所があるのは5機種中3機種。パナソニックは乾燥フィルター、アクアは排水フィルター(乾燥を使った日)、東芝は乾燥後のレバー操作です

2. 残る2機種は毎回の手作業がない。日立は乾燥フィルターをなくして約2週間に1回、シャープは1週間ごと/表示が出たとき。同じ「ドラム式の手入れ」でも、頻度は7〜14倍ちがう計算になります

3. やり方は2通り。日立は手で触る場所そのものを減らし、シャープと東芝は毎回の掃除を機械側に持たせています。どちらも掃除がゼロになるわけではありません

4. 箇所の数では比べない。公式ごとに数え方の粒度が違い、11か所・10か所・3か所と並びます。並べても意味を持ちません

この記事が向かないのは、掃除に実際何分かかるかを知りたい人です。各社とも頻度は書いていますが、1回の所要時間は公表していませんでした。また、フィルターの手入れを怠ったときに乾燥時間がどれだけ延びるかも、「長くなる」「乾きむらの原因になる」という記述はあるものの、数字では書かれていません。

アクア AQW-DXS12A(乾燥フィルターは週1回程度)の商品画像(楽天市場)
アクア AQW-DXS12A(乾燥フィルターは週1回程度)

Amazonで探す楽天市場で見る ¥192,640(2026年8月21日確認)

商品リンクはAmazon・楽天市場です。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は、ボタンに書いた確認日時点の楽天市場の表示で、変わることがあります。シャープ ES-X11Bは今回、楽天市場で該当する出品が見つからなかったため、写真の代わりに手入れの頻度を置いています。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。

→ 乾燥1回の電気代は?11機種の公式値は18.6〜79.1円で4.2倍差

頻度はメーカーの公表値をそのまま転記したものです。実際に必要な回数は、乾燥を使う回数・衣類の種類・ほこりの出かたで変わります。

調査・編集:洗濯図鑑編集部。ふわりは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。

この記事の調べ方と、分からないこと

2026年8月7日に、パナソニック・日立・東芝・シャープ・アクアの5社について、各社1機種ずつのドラム式洗濯乾燥機(NA-LX129E/BD-STX130M/TW-127XP5/ES-X11B/AQW-DXS12A)の公式ページ・公式FAQ・公式取扱説明書を読み、手入れの場所と頻度を写しました。母数は5社5機種です。実機で試したものではありません。

もともとは「手入れ箇所が何か所あるか」を数える予定でしたが、公式ごとに数え方の粒度が違い、横に並べられないことが分かったため、記事の途中で頻度の比較に切り替えました。箇所の数は参考として本文に載せていますが、機種の優劣として読める数字ではありません。

シャープの頻度は、公式サイトからダウンロードできるES-X11Bの取扱説明書(PDF)の「お手入れする」の章から取りました。アクアと東芝は公式FAQの該当項目、パナソニックは公式の「ななめドラムのお手入れ方法」ページと公式FAQ、日立は製品ページの「らくメンテ」と公式Webマニュアルです。

分からなかったことを書いておきます。第一に、日立 BD-SV120Mの公式特長ページは、今回の機械での読み取りでは本文が取得できませんでした。本文中の「約1か月に1回」は前世代のBD-SV120Jのらくメンテページの表記です。BD-SV120Mで同じ数字かどうかは確認できていません。

第二に、東芝の排水フィルターの頻度です。公式の特長ページには「毎回のお手入れに対応した形状」という趣旨の説明がありますが、何日に1回という数字は今回見つかりませんでした。

第三に、掃除の所要時間です。5社とも頻度は書いていますが、1回に何分かかるかは公表していません。

第四に、手入れをしなかった場合の影響の大きさです。「乾燥時間が長くなる」「乾きむらの原因になる」という記述は複数の公式にありましたが、何分延びるかという数字は見当たりませんでした。

主な出典
パナソニック ななめドラムのお手入れ方法
パナソニック公式FAQ 乾燥フィルター・乾燥経路のお手入れ
パナソニック公式FAQ 排水フィルターのお手入れ
日立 BD-STX130M 特長:らくメンテ
日立 BD-SV120J 特長:らくメンテ
日立 BD-STX130J Webマニュアル お手入れ
日立 乾燥フィルターのお手入れ方法(ドラム式)
東芝 充実のお手入れ機能(TW-127XP5ほか)
東芝公式FAQ 乾燥フィルター・乾燥内部フィルターの定期的なお手入れ
東芝公式FAQ 乾燥フィルター・乾燥内部フィルターの乾燥運転後のお掃除
シャープ ES-X11B 取扱説明書(PDF)
シャープ ES-X11B 製品ページ
アクア よくあるご質問(乾燥フィルター・排水フィルターのお手入れ)
アクア AQW-DXS12A 製品ページ

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ふわりのアイコン
この記事の書き手: ふわり(ヒツジ・乾燥の実力・仕上がり担当)
洗濯図鑑の「ふわり」です。乾燥ムラ・ふんわり仕上がり・電気代を担当します。
※この記事は公式仕様書と購入者レビューの集約分析です。編集部が実際に使った体験談ではありません。書き手一覧と分析の方法論